月がきれいです。
色が違う気がするね!
写真撮ろうと思ったのですが、何分絵になる近所じゃないもので。
花は盛りに、月は隈なきをのみ、見るものかは
などとうそぶきながら部屋に戻りました。
すべて、月・花をば、さのみ目にて見るものかは。
春は家を立ち去らでも、月の夜は閨のうちながらも思へるこそ、
いとたのもしうをかしけれ。
(上記はこちらのサイト様からお借りしました。
http://www2.yamanashi-ken.ac.jp/~itoyo/tsuredure/turedure100_149/turedure137.htm
月の夜は閨のうちながらも思へるこそ
がいいですね
これも書いてみたいと思いながら
なかなか思うような情景が書けない一つ。
雨戸を閉ざした隙間から、秋の満月の強い光が一条
寝室に差し込んできているわけですよ。
一人でいてもいいし、二人で見てもいいし。
でも実際には雨戸を開けて見たりはしない。
ギリシアの月も秋がきれいなのかしらとか
余計なことは置いといて。
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兼好法師のいいところは、
かわらけの味噌で酒を飲む偉い人の話だな
高校の教科書で知った話なので、まー通じるだろと
酔っ払い同士で酒談義になったとき、この話をするけど
あまり判ってもらえない(自分の会話力wwwwwwwww
曰く、
平宣時朝臣、老の後、昔語に、
「最明寺入道、或宵の間に呼ばるゝ事ありしに、
『やがて』と申しながら、直垂のなくてとかくせしほどに、
また、使来りて、『直垂などの候はぬにや。夜なれば、異様なりとも、疾く』とありしかば、
萎えたる直垂、うちうちのまゝにて罷りたりしに、
銚子に土器取り添へて持て出でて、
『この酒を独りたうべんがさうざうしければ、申しつるなり。
肴こそなけれ、人は静まりぬらん、
さりぬべき物やあると、いづくまでも求め給へ』とありしかば、
紙燭さして、隈々を求めし程に、
台所の棚に、小土器に味噌の少し附きたるを見出でて、
『これぞ求め得て候ふ』と申ししかば、
『事足りなん』とて、心よく数献に及びて、興に入られ侍りき。
その世には、かくこそ侍りしか」
と申されき。
(これも先程のサイト様からコピーさせていただきました。
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