日本人は仕事に夢を見すぎだと思う
プロフェッショナル――仕事の流儀とか、プロ論とか
ああいうの見るの好きなんですけど
「人生=仕事」で、そこで最高の結果を出している人が
正しくて、素晴らしいこと。みたいな。
やりたい人はやればいいし、やってることはすごいことだけど、
働く人全員にそれを求めるのは
まちがいだよなー
結局は、お金を稼ぐ手段なわけだし。
生きていくだけのお金が得られればいいだけの話だし。
ああいう価値観が支配しているから
「あいつは仕事ができない。気概がないからだ。
真剣に仕事に向き合ってれば、これくらいできるはずだし
それくらい努力すべきだ」(上司、同僚
「仕事でお金もらってやってるのに○○なのはおかしい。
プロ意識が足りないのでは?」(お客様
「忙しいのはわかるけど、こんなに待たせて笑顔の一つもない!
まったくこの店どうなってるの?」(お客様
みたいな話になるわけで
できないヤツは排斥しよう、みたいになるわけで。
ーーーーー(ここまで反省)ーーーーーーーーー
できないヤツはできない。
そういう奴をいちいち排除すべきじゃないんだと思うんだよ
「チッ、こいつできねーーーな!」ってイラつきながらも
それを許容する社会であるべきなのでは?と
最近思う。
生物多様性みたいなかんじで。
職場のクソ野郎にイラつく期間が長すぎて
若干、達観しつつある。
もはや、
あまりにも頻繁に「このクソ野郎が!」って思うので
そう思ってしまう自分のほうが間違っているのでは?っていう。
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