ジェイムズ・クラムリーの未読本を2冊買って、1冊読んだ
合わせて既読を読み返し。
「明日なき二人」「さらば甘き口づけ」
合間に桐野夏生「ダーク」上下、合わせて「ローズガーデン」を読み返し
「ダーク」はどうなんでしょうね。
シリーズ中の登場人物の、これまでの人物像をことごとく打ち砕く仕業
桐野夏生の話は
女ならではの(おっと!)意地の悪さ根性の悪さが
ざらりと後味の悪さを残す
わたしはあんまり後味の悪い話は好きじゃない。
ま、
好みは別として、「ダーク」の不評の原因は(うちの家ではね)
人物像の破壊がどういう意図で行なわれたか(小説的な意味で
読者には不明瞭だからじゃないかな。
大変引き込まれて読んだけど、読後もにょ感が。
「ノーカントリー」(原題:No Country for Old Men)見に行きました。
原作であるコーマック・マッカーシー「血と暴力の国」を読みたいが
本屋に行く機会がまだない。
後日ネットで見て初めて知ったけど
エンドロールまで音楽は一切使われていないとのこと。
道理でエンドロールの音楽がとても耳に新鮮だった
いい映画でしたよオススメ
血と暴力まみれでしたけどね
映画の中とはいえ、人の死ぬ場面で笑う気分にはなれないね
(映画館に居た無神経な男よ!笑いのツボは人それぞれでしょうけど!